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June exhibition

June exhibition

2024年6月8日9日の二日間moor galleryと親交のあるキュレーター二名をお招きして「ティータイム」をテーマに茶器をはじめとする作品をご紹介させていただきました。 会場には300点を超える陶磁器作品に加え、お茶のある席をイメージして制作したブランケット、お茶にまつわるマガジンもご用意いたしました。 June 8 and 9, 2024We invited two curators who are close to moor gallery, and introduced artworks including tea wares with the theme of "tea time".In addition...

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2024年6月8日9日の二日間moor galleryと親交のあるキュレーター二名をお招きして「ティータイム」をテーマに茶器をはじめとする作品をご紹介させていただきました。 会場には300点を超える陶磁器作品に加え、お茶のある席をイメージして制作したブランケット、お茶にまつわるマガジンもご用意いたしました。 June 8 and 9, 2024We invited two curators who are close to moor gallery, and introduced artworks including tea wares with the theme of "tea time".In addition...

Mr. Osumi & Ms. Oguro’s Atelier visit

Mr. Osumi & Ms. Oguro’s Atelier visit

大隅新さん、小黒ちはるさんのアトリエ(English follows Japanese)Photo & text by Ikumi Hane  2024年1月7日 東京駅から6時始発の新幹線に乗って、岐阜県加茂郡八百津町に行ってきました。大隅さん、小黒さんのご夫婦が住まわれている八百津町のアトリエに伺うための小旅行です。お二人にご自宅からの最寄りの駅を伺うと車で片道40分と言われて、岐阜県出身の私が面食らってしまうくらいの山奥!   大隅さんのアトリエ なんでこちらに越してきたんですか?という質問を東京がご出身だという大隅さんに何度もしてしまいました。 「陶芸家は火を使うからしょうがなく山奥にいるんですよ。」と言いながら見せてくださったのは手作りの大きな窯でした。「先輩の陶芸家たちがきてくれて、大隅くんの窯をつくるぞ!って作ってくれたんです。このアトリエはもともと材木屋だったので、木材が余っていたのでそれを棚板に活用したり、窯の上の屋根を作ったり。レンガも地域の方からいただいて作ったんです」 それは立派な窯で「陶芸家はなんでも自分たちで作る人が多いんですよね」という言葉に格段の説得力がありました。 ろくろを回すところを見せていただきながら、私が「どうも私は丸くて白い作品に目がいくことが最近分かったんですよね」と雑談をしていたところ、出来上がった作品は丸い口をしていて「丸の予定ではなかったんですけど丸になっていました」と。 作品から大隅さんの人柄が滲み出ているような、強く、嘘のない、おおらかな作品。 春に生まれた娘さんの名前がはるこちゃんというのも、アトリエにハシゴが多かったからハシゴ描いたという絵柄のお皿もこの場所にあるもの全てがあまりにも大隅さんらしく、作品から先に知って愛用していたので、訪問させていただき、全てが繋がる感覚でした。                 左馬、薪窯をするときに一緒に窯をいれる縁起物の左を向いている馬、大隅さんの薪窯に参加された別の作家さんがその場の粘土で作ったそう。   小黒さんのアトリエ 「いつも立って作っていらっしゃるんですか?」と驚いてしまった小黒さんの制作時の姿勢に「このほうが面白い形になるので、敢えて立って作ってます」という返事が返ってきました。手捻りで作られる歪な形のツボやうつわに鮮やかなチョーク、カットシートの絵付け。色は一度焼いた後にのせ、鮮やかな色合いをだしているそう。...

Mr. Osumi & Ms. Oguro’s Atelier visit

大隅新さん、小黒ちはるさんのアトリエ(English follows Japanese)Photo & text by Ikumi Hane  2024年1月7日 東京駅から6時始発の新幹線に乗って、岐阜県加茂郡八百津町に行ってきました。大隅さん、小黒さんのご夫婦が住まわれている八百津町のアトリエに伺うための小旅行です。お二人にご自宅からの最寄りの駅を伺うと車で片道40分と言われて、岐阜県出身の私が面食らってしまうくらいの山奥!   大隅さんのアトリエ なんでこちらに越してきたんですか?という質問を東京がご出身だという大隅さんに何度もしてしまいました。 「陶芸家は火を使うからしょうがなく山奥にいるんですよ。」と言いながら見せてくださったのは手作りの大きな窯でした。「先輩の陶芸家たちがきてくれて、大隅くんの窯をつくるぞ!って作ってくれたんです。このアトリエはもともと材木屋だったので、木材が余っていたのでそれを棚板に活用したり、窯の上の屋根を作ったり。レンガも地域の方からいただいて作ったんです」 それは立派な窯で「陶芸家はなんでも自分たちで作る人が多いんですよね」という言葉に格段の説得力がありました。 ろくろを回すところを見せていただきながら、私が「どうも私は丸くて白い作品に目がいくことが最近分かったんですよね」と雑談をしていたところ、出来上がった作品は丸い口をしていて「丸の予定ではなかったんですけど丸になっていました」と。 作品から大隅さんの人柄が滲み出ているような、強く、嘘のない、おおらかな作品。 春に生まれた娘さんの名前がはるこちゃんというのも、アトリエにハシゴが多かったからハシゴ描いたという絵柄のお皿もこの場所にあるもの全てがあまりにも大隅さんらしく、作品から先に知って愛用していたので、訪問させていただき、全てが繋がる感覚でした。                 左馬、薪窯をするときに一緒に窯をいれる縁起物の左を向いている馬、大隅さんの薪窯に参加された別の作家さんがその場の粘土で作ったそう。   小黒さんのアトリエ 「いつも立って作っていらっしゃるんですか?」と驚いてしまった小黒さんの制作時の姿勢に「このほうが面白い形になるので、敢えて立って作ってます」という返事が返ってきました。手捻りで作られる歪な形のツボやうつわに鮮やかなチョーク、カットシートの絵付け。色は一度焼いた後にのせ、鮮やかな色合いをだしているそう。...

INI CERAMIQUE Studio visit

INI CERAMIQUE Studio visit

(English follows Japanese)Photo & Text Sayaka Yamamoto 花瓶としては珍しい、フラットなデザイン。トロンプルイユのように人物の顔が描かれたINI CERAMIQUEの作品を初めてみた時、きっと家に迎え入れたら日常にアートとユーモアをもたらしてくれ、少し特別な気分になれるだろうな、と思いました。   韓国にルーツを持ち、フランスの芸術大学でファインアートを学んだというInheeさんによるこの INI CERAMIQUEは、フランス・ブザンソンに拠点を構え制作を行なっています。2月某日、4月に予定されているmoor galleryでのイベントにむけて制作を行っている最中の彼女のアトリエを訪れました。   パリから南東へ高速電車に乗って約2時間。山と森に包まれた風景と澄んだ空気、パリとは全く異なる開放感のある場所に、アトリエが佇んでいました。パートナーのMathieuさんと2人で少しずつ改装しているというこのアトリエはまだまだ途中段階だそうですが、二人の美意識が詰まった、とても心地の良い空間です。もともとパリで制作していたというInheeさんですが、この自然と広い環境は彼女のクリエイションへのモチベーションを高めているといいます。  大きな窓からたくさん光が差し込み、気持ちの良いアトリエにて制作の工程を見せていただきながら、Inheeさんにお話を伺いました。 When I first saw the work of INI CERAMIQUE flat shaped featuring faces...

INI CERAMIQUE Studio visit

(English follows Japanese)Photo & Text Sayaka Yamamoto 花瓶としては珍しい、フラットなデザイン。トロンプルイユのように人物の顔が描かれたINI CERAMIQUEの作品を初めてみた時、きっと家に迎え入れたら日常にアートとユーモアをもたらしてくれ、少し特別な気分になれるだろうな、と思いました。   韓国にルーツを持ち、フランスの芸術大学でファインアートを学んだというInheeさんによるこの INI CERAMIQUEは、フランス・ブザンソンに拠点を構え制作を行なっています。2月某日、4月に予定されているmoor galleryでのイベントにむけて制作を行っている最中の彼女のアトリエを訪れました。   パリから南東へ高速電車に乗って約2時間。山と森に包まれた風景と澄んだ空気、パリとは全く異なる開放感のある場所に、アトリエが佇んでいました。パートナーのMathieuさんと2人で少しずつ改装しているというこのアトリエはまだまだ途中段階だそうですが、二人の美意識が詰まった、とても心地の良い空間です。もともとパリで制作していたというInheeさんですが、この自然と広い環境は彼女のクリエイションへのモチベーションを高めているといいます。  大きな窓からたくさん光が差し込み、気持ちの良いアトリエにて制作の工程を見せていただきながら、Inheeさんにお話を伺いました。 When I first saw the work of INI CERAMIQUE flat shaped featuring faces...

Story of Clandestine

Story of Clandestine

  2024年2月に 日本で初めてお披露目をするブランド Clandestine Ceramique(クランディスティン セラミック)。デザイナーのソフィーにブランドの立ち上げのお話を伺いました。 “Clandestine”の名前の由来はなんですか?Why did you name it “Clandestine”?フランス語で「クランディスティンのプロジェクト」とは、地下で行われるもの、秘密のものを意味します。 最初の1年間はボーイフレンドの音楽スタジオの横にアトリエを構え、編み機と毛糸を置いていました。一種の「アンダーグラウンド」な創作場所で、ある時私たちはそのアパートを「秘密のスタジオ」と名付けました。友人たちが私の誕生日にろくろをプレゼントしてくれて、それからクランドスティンの小さなコーナーが広がりました。 いつもみんなが靴を脱がずに家を訪ねてきて、というのもクランデスティンの小さかったコーナーは毎週どんどんと大きくなり、(はじめから)世界中からのオーダーがはいったため、フラット全体が砂だらけになっていき、私たちはそれについてよく笑いました。気づかないうちに、私たちの中で「クランディスティン」と言う名前が自然と出来上がり、うまく調和していたので、私はこの名前で続けることに決めました。   A "clandestine project" in French means something done underground, something secret, and it quite began all...

Story of Clandestine

  2024年2月に 日本で初めてお披露目をするブランド Clandestine Ceramique(クランディスティン セラミック)。デザイナーのソフィーにブランドの立ち上げのお話を伺いました。 “Clandestine”の名前の由来はなんですか?Why did you name it “Clandestine”?フランス語で「クランディスティンのプロジェクト」とは、地下で行われるもの、秘密のものを意味します。 最初の1年間はボーイフレンドの音楽スタジオの横にアトリエを構え、編み機と毛糸を置いていました。一種の「アンダーグラウンド」な創作場所で、ある時私たちはそのアパートを「秘密のスタジオ」と名付けました。友人たちが私の誕生日にろくろをプレゼントしてくれて、それからクランドスティンの小さなコーナーが広がりました。 いつもみんなが靴を脱がずに家を訪ねてきて、というのもクランデスティンの小さかったコーナーは毎週どんどんと大きくなり、(はじめから)世界中からのオーダーがはいったため、フラット全体が砂だらけになっていき、私たちはそれについてよく笑いました。気づかないうちに、私たちの中で「クランディスティン」と言う名前が自然と出来上がり、うまく調和していたので、私はこの名前で続けることに決めました。   A "clandestine project" in French means something done underground, something secret, and it quite began all...

田中太郎さんのアトリエ

田中太郎さんのアトリエ

2024年1月8日 ー野焼きができるほどの広いお庭があるアトリエー 事前に伺っていたお家の情報で頭をいっぱいにしながら、田中さんの岐阜県多治見市のアトリエに伺いました。まず目に飛びこんで来たのが、庭の中央のシャクナゲの大きな木。ちょうど花が庭一面に落ちて綺麗なピンクの絨毯に。朝方に降った雪が庭に置かれた器の上にうっすらと積もり、朝の光が差し込んでいました。田中さんの作品が生まれる庭。 この日は2月の展示用のBEERカップを野焼きしてくださることに。野焼きをする時間は火をつけてから1時間ほど、人は火の前では嘘がつけないような感覚に陥りながらお話を伺いました。 事前に話を伺ってから興味があった、プエブロ族の文化と田中さんの出合いについて尋ねると「プエブロ族の思想に興味をもっていたんですけど、ある時にプエブロ族の女性の土器が美術館に収蔵されるって聞いたんです。綺麗に磨かれたピカピカの土器で、でも水をいれると漏れるから使えないって。その時に白人に魂を売ったんだなって。だったら自分は使える土器の方がいいや、と思ったんですよね」 プエブロ族は、あなたのお肉をいただきますと大地から土を削り、成人すると自分の土器をつくりその土器を使いつづけ、一生を終えると土器とともに土に埋葬される。自身も土に還る、自然の一部だという思想を持っているそうです。田中さんは土器が生活の器ではなくなり、美術品となってしまったことを残念に思っているようでした。 「自分の土器は売れなくてもいいと思っているんです。いつもお裾分けのような気持ちで作っています」 「陶芸はずっと遊びと発見の延長です。できないことができるようになると楽しいじゃないですか。ずっと土遊びの延長です」 毎回混ぜる土はその時々で配合が異なり、近くの川から粘土を取ってくることも。「適当なんですよ」と田中さんが呟く度に、楽しんでいるんだなというのが伝わってきます。 庭中に陶芸の材料が置かれていて、野焼きに使う木材はカレー屋さんも営む田中さんが林業の関係者であるお客さまから分けてもらったもの。焼いたあとの灰は米糠と落ち葉と混ぜて、畑や田んぼの肥料にしたり、陶芸の釉薬にも変わったり。土器制作の材料として使われている藁も、田中さんがご自身の畑から刈り取ったもの。 田中さんの生活の中で生まれてた循環を目の前で見せていただきました。 Taro Tanaka 田中太郎Ptofile 2015年 京都精華大学大学院芸術研究科前期博士課程修了 多治見市に移住2018年 実験的素材研究バンド「monolith」結成2023年 岐阜県多治見市本町オリベストリートにある複合施設「かまや」にてスパイスカレー屋「タナカリー」をオープン現在 多治見市で野良仕事やスパイスカレー研究をしながら自宅の庭で野焼きをして土器を制作 2015 Graduated from Master’s Program at Graduate School of Art,...

田中太郎さんのアトリエ

2024年1月8日 ー野焼きができるほどの広いお庭があるアトリエー 事前に伺っていたお家の情報で頭をいっぱいにしながら、田中さんの岐阜県多治見市のアトリエに伺いました。まず目に飛びこんで来たのが、庭の中央のシャクナゲの大きな木。ちょうど花が庭一面に落ちて綺麗なピンクの絨毯に。朝方に降った雪が庭に置かれた器の上にうっすらと積もり、朝の光が差し込んでいました。田中さんの作品が生まれる庭。 この日は2月の展示用のBEERカップを野焼きしてくださることに。野焼きをする時間は火をつけてから1時間ほど、人は火の前では嘘がつけないような感覚に陥りながらお話を伺いました。 事前に話を伺ってから興味があった、プエブロ族の文化と田中さんの出合いについて尋ねると「プエブロ族の思想に興味をもっていたんですけど、ある時にプエブロ族の女性の土器が美術館に収蔵されるって聞いたんです。綺麗に磨かれたピカピカの土器で、でも水をいれると漏れるから使えないって。その時に白人に魂を売ったんだなって。だったら自分は使える土器の方がいいや、と思ったんですよね」 プエブロ族は、あなたのお肉をいただきますと大地から土を削り、成人すると自分の土器をつくりその土器を使いつづけ、一生を終えると土器とともに土に埋葬される。自身も土に還る、自然の一部だという思想を持っているそうです。田中さんは土器が生活の器ではなくなり、美術品となってしまったことを残念に思っているようでした。 「自分の土器は売れなくてもいいと思っているんです。いつもお裾分けのような気持ちで作っています」 「陶芸はずっと遊びと発見の延長です。できないことができるようになると楽しいじゃないですか。ずっと土遊びの延長です」 毎回混ぜる土はその時々で配合が異なり、近くの川から粘土を取ってくることも。「適当なんですよ」と田中さんが呟く度に、楽しんでいるんだなというのが伝わってきます。 庭中に陶芸の材料が置かれていて、野焼きに使う木材はカレー屋さんも営む田中さんが林業の関係者であるお客さまから分けてもらったもの。焼いたあとの灰は米糠と落ち葉と混ぜて、畑や田んぼの肥料にしたり、陶芸の釉薬にも変わったり。土器制作の材料として使われている藁も、田中さんがご自身の畑から刈り取ったもの。 田中さんの生活の中で生まれてた循環を目の前で見せていただきました。 Taro Tanaka 田中太郎Ptofile 2015年 京都精華大学大学院芸術研究科前期博士課程修了 多治見市に移住2018年 実験的素材研究バンド「monolith」結成2023年 岐阜県多治見市本町オリベストリートにある複合施設「かまや」にてスパイスカレー屋「タナカリー」をオープン現在 多治見市で野良仕事やスパイスカレー研究をしながら自宅の庭で野焼きをして土器を制作 2015 Graduated from Master’s Program at Graduate School of Art,...

2024 Exhibition Schedule

2024 Exhibition Schedule

English follows Japanese 2024年の1年間、moor galleryは東京の世田谷代田駅すぐの会場 MORSELで定期的に展示イベントを開催することが決まりました。海外の作家と日本の作家のコラボレーション展を予定しています。 オープンするのは偶数月の第2の週末。その後2週間ほどオンラインで作品をご覧いただけるように計画しています。12月は姉妹ストアmont_et_plumeとしてイベントを開催するため、特別に年末の開催です。 海を超えてアーティストの活動を丁寧にお伝えしていきたいという想いでスタートしたmoor galleryですが、実際の作品をお客様にご覧いただける機会を持てることがとても嬉しいです。オンラインもリニューアルいたしますので、ご来場いただけないお客様にもお楽しみいただけたらと思っております。 会場 : MORSEL (マーセル) 東京都世田谷区代田5-9-7 We are pleased to announce that moor gallery will be holding exhibitions regularly during the year...

2024 Exhibition Schedule

English follows Japanese 2024年の1年間、moor galleryは東京の世田谷代田駅すぐの会場 MORSELで定期的に展示イベントを開催することが決まりました。海外の作家と日本の作家のコラボレーション展を予定しています。 オープンするのは偶数月の第2の週末。その後2週間ほどオンラインで作品をご覧いただけるように計画しています。12月は姉妹ストアmont_et_plumeとしてイベントを開催するため、特別に年末の開催です。 海を超えてアーティストの活動を丁寧にお伝えしていきたいという想いでスタートしたmoor galleryですが、実際の作品をお客様にご覧いただける機会を持てることがとても嬉しいです。オンラインもリニューアルいたしますので、ご来場いただけないお客様にもお楽しみいただけたらと思っております。 会場 : MORSEL (マーセル) 東京都世田谷区代田5-9-7 We are pleased to announce that moor gallery will be holding exhibitions regularly during the year...