moor gallery
Art pieces from around the world
不完全であるということが本来の美しさを具現化し、剥き出しの感性というような人工的ではない、飾らない美しさを示している。
Artist / Queenie Chan
香港を拠点に活動をしているセラミックアーティストのQueenie Chan(クウィーニー チャン)。
彼女自身がかつてコンプレックスに感じていたそばかすに目を向け、「固定観念化した美の基準に疑問を投げかける」ことをコンセプトに、古代ギリシア語で「そばかす」を意味するéphēlis(エフェリス)をスタートしました。
作品は全て手びねりとろくろで彼女自身が制作をしています。スタジオを設立後の2018年に“Femme in 2018”というタイトルの最初のコレクションを発表しました。そのコレクションで、造形と機能を探求しながら、女性の身体を称賛し、不完全な美を受け入れるという考えを推し進めました。コレクションはエディションⅣにまで発展しています。作品は日々の忙しい生活のペースを落とし、物事の核心に触れ、「今」に感謝する穏やかさと透明感のある時間を与えられるようにと、デザインされています。
作陶を始める前は、2014年にロンドンの名門Central Saint Martinsにてファッションニットウェアの学士号を取得、パリのクチュールハウスChristian Diorでデザイナーとして働きました。 2017年にヨーロッパから香港に帰国し、土を使用した制作活動を始めます。作品はVogue Hong Kongに掲載、韓国ソウルでも販売されています。
Designer / Daniela Jacobs
ARCという言葉がその形と概念を同時に示すように、ARC objectsも文字通りの意味と比喩的な意味を持ち合わせています。
身につけられる機能的な彫刻を追求し、ジュエリーからホームオブジェまでを制作。インスピレーションは自然界で見つけた色、テクスチャー、形、音。慎重に選ばれた素材によってシンプルで大胆に、季節を問わない、そして未来に続いていくような作品を生み出します。
Parsonsを卒業し、ARC objectsを立ち上げたデザイナーのDaniela Jacobs(ダニエラ・ジェイコブス)の関心は、マインドフルネス、日常の小さなはかない美しさ、そして想像力豊かな世界。全売り上げの一定割合は、2~3ヶ月ごとにブランドが選んだ団体に寄付しています。
Essential Relax Elegance
Voyage Trans culture Organic
Designer / Keiko Seya
2016年9月に瀬谷慶子氏がパリを拠点に立ち上げたライフスタイルブランド。
時代の進歩により忘れがちにされた、生活の中にあるものは素材と⼈の手が持つ技術と感性から始まったという原点に立ち還り、長い年月をかけて自然と共にできた世界各地の土地の魅力を「旅」にでた異邦人の目線で伝える。
旅をテーマに展開。旅の先で出会った、ここにしかないものが揃う。
moor galleryはseya.の陶器オブジェの一部コーディネートを行っています。